シリーズ名 | クリスタル床版防水工法 |
副題 | 無機ハイブリッド型床版防水工法 |
概要
『クリスタル床版防水工法』は変性珪酸塩を主成分とした下塗り材とコロイダルシリカを主成分とした上塗り材からなる無機ハイブリッド型のコンクリート床版防水工法です。
含浸タイプの下塗り材はコンクリート床版上部表層より約5mm浸透し、緻密化が図られます。
次に被覆タイプの無機高分子系上塗り材を塗布することにより優れた防水性能を発揮します。
使用する2種類の材料はいずれも無機・水性材で構成されており、有害物質を含まず燃焼や臭気による災害の懸念がない環境配慮型の素材です。また、施工はローラーや噴霧器等による塗布作業のみのため工期の短縮が図られます。
特徴
①防水性
無機質特有の耐水性、耐久効果によりコンクリート床版の腐食を防止します。
②表層改質
表層約5mmを改質することにより耐水性、耐凍害性を付与します。
③凍結融解抵抗性
無機材の複層仕上げにより高い凍結融解抵抗性を付与します。
④不燃性
従来品とは異なり、不燃性の防水層を形成します。
⑤工期短縮
施工時間が短く、工期の短縮が図れます。また複雑な形状の下地に対して対応可能です。
⑥安全性
使用材料は無機材で構成されており高い安全性を有してます。
用途
道路橋コンクリート床版